このお店はあえて店名を伏せて載せる。
というのも、
このお店には予定もせず迷い込んだように訪れてほしいから。
目印はこの投影機。
近寄りがたさを感じながら、眉のない白髪白髭のマスターに、
はじめはとても緊張した。が、
話しかけてくれ、とても優しく人が好きな人だとわかる。
チャキーンというレジスターの音を現実に聞けるなんて。
とても優しい小さな魔女みたいな奥さんはコタロウという猫を手なずけて、
「この子は人間の言葉がわかるのよ〜」「私も猫語をわかりたいわ。」と笑っていた。
宝石みたいな瞳で、今にも人間の言葉で話しかけてきそうなコタロウは、
伸びをしたり椅子に飛び乗ったりと、ファンサービスするイケメンだった。
統一されていない木製の椅子たち
レコードのジャケットを再使用したメニュー
昔のミシン台を再使用しテーブル
いちいち胸が高鳴った。
ブレンドコーヒー600円。
お店には、多種多様なコーヒーや紅茶、ソフトドリンク。そしてウィスキーとおつまみ。
大人が自分の話に夢中になれる相棒がたくさんあった。
「ほかの人に教えたくない〜。」「扉を開けて外へ出る瞬間、夢から醒めそう。」と本気で思った。